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【完全手順】筑紫野市の土地売却
相続登記から境界確定、税金まで全解説BLOG
【完全ガイド】筑紫野市の不動産売却 を読んでいただき、ありがとうございます。
完全ガイドで土地売却の概要を掴んだところで、この専門記事では、実際に売却を進める上で避けては通れない「手続き」「法律」「税金」といった、より専門的な側面に焦点を当てて詳しく解説します。
土地売却は、単に買主を見つけるだけではありません。
法的な手続きを正しく行わなければ、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。
この記事を読めば、あなたが筑紫野市で土地を売却するまでの明確な道のりが見えてくるはずです。
1. 売却の【大前提】:「相続登記」は完了していますか?
土地を売却しようとする際、まず最初に確認すべき最も重要な点です。
もし、その土地を相続によって引き継いだ場合、土地の名義が亡くなった方のままでは、絶対に売却することはできません。
2024年4月1日から「相続登記(相続による名義変更)」が法律で義務化されました。
相続の開始を知った日から3年以内に登記をしないと、10万円以下の過料が科される可能性もあります。
「まだ名義変更が終わっていない」という方は、売却活動と並行して、提携先の司法書士をご紹介しますので、速やかに登記手続きを進めましょう。
2. トラブルを未然に防ぐ:「境界確定測量」の重要性
土地売却におけるトラブルの約7割は、隣地との「境界」に関するものだと言われています。
「うちの土地はここまでだと思っていたら、違っていた」 「お隣のブロック塀が、実は少し越境している」 といった問題が、売買契約の直前や、売却後に発覚するケースが後を絶ちません。
こうした事態を防ぐために行うのが「境界確定測量」です。
これは、土地家屋調査士という専門家が、隣接するすべての土地所有者の立ち会いのもと、境界点を確定させ、法的な図面(確定測量図)を作成する作業です。
測量には費用がかかりますが、これを行うことで土地の正確な面積が分かり、買主は安心して購入できます。
結果として、売却価格が安定し、スムーズな取引が実現できるため、売主様にとって非常に大きなメリットがあります。
3. 知らないと損をする!土地売却にかかる費用と税金
土地売却には、様々な費用や税金がかかります。事前に把握し、資金計画を立てておくことが大切です。
売却時にかかる「費用」
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仲介手数料: 不動産会社に支払う成功報酬です。(例:売買価格の3%+6万円+消費税)
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印紙税: 売買契約書に貼る印紙の代金です。(売買価格により変動)
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測量費用: 境界確定測量を行う場合の費用です。(40万円〜)
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登記費用: 住所変更や、ローンが残っている場合の抵当権抹消登記にかかる費用です。
売却後に支払う「税金」
土地を売却して利益(譲渡所得)が出た場合、その利益に対して「譲渡所得税(所得税・住民税)」が課税されます。
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計算式: 譲渡所得 = 売却価格 - ( 取得費 + 譲渡費用 )
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税率:短期譲渡所得(所有期間5年以下): 39.63%
:長期譲渡所得(所有期間5年超): 20.315%
所有期間によって税率が大きく変わるため注意が必要です。税金の計算は複雑なため、必ず専門家にご相談ください。
まとめ:複雑な手続きは、プロに任せるのが最善策
相続登記、境界確定、税金の計算…。
土地売却には、このように多くの専門的な手続きが伴います。
これらを個人で一つひとつ調べて進めるのは、非常に困難でリスクも伴います。
私たち株式会社エスポートは、単に買主を探すだけではありません。
提携する司法書士、土地家屋調査士、税理士と連携し、これら複雑な手続きをワンストップでサポートします。
あなたを煩わせることなく、安全で確実な土地売却を実現するのが私たちの役目です。